西洋占星術が全く初心者の方にも、なるべくわかるように解説してまいります!
まず、どのサイトやソフトでも良いので、ご自分のホロスコープを作成してみてください。
生年月日と生まれた場所、わかれば生まれた時刻が必要ですが、今回の占い方では、時刻や出生地が不明でも読めるようにしてあります。時刻が不明の方は仮に、昼12時で作成してみてください。
ハウスも今回は使わないので、どの種類をつかっても大丈夫です。不安であれば、制作画面に選択肢がある場合は、プラシーダスというのを選んでおきましょう。
既に色々読める方は、今回は10天体のみ使用しますので、ほかの占星点は表示させなくて大丈夫です!
➀図面の中の天体(惑星記号)を探してみよう
月☽、水星☿、金星♀、太陽☉、火星♂、木星♃、土星♄、天王星♅、海王星♆、冥王星♇ を、探してみてください。
見つけられたら、今度は、この順番で、天体を1つずつ着目していきます。
月☽はスルーして、水星☿から土星♄までを見ていきます。
例題に、細木数子さんのホロスコープを使用します。
水星☿はおうし座♉の2度にあります。

➁西洋占星術でみる運そのもの(アスペクト)の、一番最初のきほんの『き』
続きですが、その前に‥西洋占星術の基礎のお話をします。
西洋占星術では主に、『天体と、それ以外の天体の関係性』を見て、運を読み取ります。
特定の角度を持つと、この二つの天体は関係性がある(=アスペクトがある)、と言います。
特定の角度は、主なものが5つあります
0度 180度 120度 90度 60度 が、主な角度(アスペクト)です。
0度‥最も影響が強く、安定と不安定、両方の要素を持ちます。
180度・90度‥関係が不安定で、良い時と悪い時の差があるイメージ。
120度・60度‥関係が安定しており、意外な方向には行きにくい。
また、少し角度に余裕をもたせて読みます。これを「オーブ」(許容度)』と言います。
オーブは教室により、角度に差がありますが、私が学ぶ門下では、全て±5度で見ています。
③西洋占星術10天体の、一番大切で、大まかな捉え方
基礎的なお話を、もう少しお付き合いください!
先ほど、図面の中で、月☽、水星☿、金星♀、太陽☉、火星♂、木星♃、土星♄、天王星♅、海王星♆、冥王星♇ を、探していただきました。
この10つの天体は、効力が穏やかな天体と、穏やかではない天体に分かれます。
効力が穏やかな天体‥月☽、水星☿、金星♀、太陽☉、木星♃
効力が穏やかではない天体‥火星♂、土星♄、天王星♅、海王星♆、冥王星♇
先ほど、天体2つの角度を見ていくお話をしました。それと合わせた解釈例を書きます。
◆穏やかな天体同士の組み合わせ‥安心していられる組み合わせ。
60度120度‥安心して大いに、天体の力を使えるでしょう。
0度、90度、180度‥無防備にもなりやすい。明るさはそのままに、締まっていくのが良いでしょう。
◆穏やかな天体と穏やかではない天体の組み合わせ‥穏やかな天体の成分に少し制限が入ります。
60度120度‥何等かの制限はあれど、そのまま安定して進めることが出来る。
0度90度120度‥明るく進めたいけれども、手がかかることもあるかもしれないイメージです。
◆穏やかではない天体同士の組み合わせ‥色々と試されているような、厳しいイメージです。
60度120度‥厳しい鍛錬のような状態ではあるものの、安定感はあるイメージ。
0度90度180度‥意外な動きには要注意が必要と言えます。振り回されないようにしましょう。
④実際に、『幸運期』を探してみよう~細木数子さんのホロスコープ~
ようやく本題です。細木さんの例に戻ります!

月☽、水星☿、金星♀、太陽☉、火星♂、木星♃、土星♄ の順番で見ていきます。
これは、各天体には、一番効力を発揮する年代があり、その順番に並んでいます。(『年齢域』といいます)
月☽は、産まれた時から未就学児の時期で、意識するにはあまりにも幼いので、見ないで進めます。
◆水星☿(小中学生ぐらい)

細木さんのホロスコープの水星☿は、牡牛座♉の2度にあります。
牡牛座の2度から、5度引くと、牡羊座♈の27度になります。
また、5度足すと、牡牛座♉の7度になります。
※星座は30度を境に、つぎの星座になります。またぐ場合は、牡羊座の次が牡牛座…という順番でカウントしてくださいね!
牡羊座♈の27度から、牡牛座♉の7度までに、天体がありますね?牡羊座♈28度の金星♀です。
次に、それ以外も探してみますと、蟹座♋の27度に冥王星♇があります。
穏やかな天体同士の0度と、穏やかな天体と穏やかではない天体の90度があるということになります。
穏やかな天体同士の0度から、穏やかにすくすくと伸びていく面がある一方で、運気の上下も大きいと言えます。
◆金星♀(高校大学~25歳ぐらい)

金星♀は、牡羊座♈の28度にあります。水星☿との0度で、水星と同じく、冥王星♇との90度があります。
運気の傾向としては同じということになります。
ほかも探してみましょう。
牡羊座♈の28度から5度引くと23度、28度から5度足すと、牡牛座♉の3度になります。
牡羊座23度から牡牛座♉3度までの天体がないか、探してみますと、水瓶座♒の23度に木星♃があります。
穏やかな天体である金星♀と木星♃の、穏やかな角度・60度の関係ですから、非常に穏やかで使いやすい、幸運期も同時に来ていると言えます。
この時期に細木さんは、クラブの経営を始め、その後の繁栄に繋がりました。
◆太陽☉(25歳~35歳ぐらい)

太陽☉は、牡羊座♈の13度にあります。
13度から5度引くと8度、13度に5度を足すと18度なので、牡羊座♈の8度から18度までの間に、天体がないかを探します。
牡羊座♈の8度に土星♄があります。穏やかな天体に対して、少し制限がかかる。そして0度ですから影響が強いと読みます。水星☿や金星♀のときよりも、穏やかではない天体の影響が強いです。
クラブの経営が、非常に波に乗っていた時期と聞きます。おそらく多忙を極めたのではないでしょうか。
◆火星♂(35歳~45歳ぐらい)

火星♂は、牡牛座♉の16度にあります。
16度から5度引くと11度、16度に5度足すと21度なので、牡牛座♉の11度から21度のなかに、天体がないかを探します。すると、11度に天王星♅があります。
穏やかではない天体同士の、0度の関係ですから、非常に厳しい時期と言えます。
細木さんはこの時期に、経営などで多くのトラブルを抱えていました。
ほかも探してみましょう、牡牛座♉以外のの星座のなかに、11度から21度までの天体がないか、探してみてください。
乙女座♍の19度に、海王星♆があります。
穏やかではない天体どうしの、安定した角度・120度です。
少し穏やかではない状況だとしても、どこかに安定に向けた何かをつかめそうな配置です。
細木さんはこの時期に、占いの高名な先生と親密な関係となり、その後の基盤を蓄えています。
◆木星♃(45歳~55歳ぐらい)
金星♀と木星♃の60度が先ほどありました。金星のコーナーの図面をご覧ください。
ほかに木星がほかの天体と関係していないので、『一番の幸運期』と言えます。
細木さんはこの時期に六星占術を世に送り出しました。
◆土星♄(55歳~70歳ぐらい)
太陽と土星♄の0度が先ほどありました。他にはなさそうです。太陽のコーナーの図面をご覧ください。
細木さんはこの時期は、テレビ出演などで多忙を極めていたことでしょう。
※天体同士の角度の関係がない場合は、関係がある場合のように、状況がはっきりと出にくいですが、心配は少ない時期と言えます。
※『穏やかでない天体同士』『穏やかではない角度』ばかりのばあいもございます。
その場合は、まずは、穏やかではない天体同士の0度・180度・90度の時期を外して、物事を開始することが望ましいです。今その時期であれば、今までのスキルなどを壊さないように進めていきましょう!
【終わりに】
ご自分のホロスコープの『幸運期』は、見つけられましたか?
年齢ごとにわけて、ぜひ、天体の角度を書き出してみてください。
細木数子さんは、一番の幸運期が45歳~55歳で、占術家としてのデビューで、二番目の幸運期が16歳~24歳で、クラブ経営に着手した時期でした。いずれも、その後の発展の礎なのは、明らかです。
一番心配なのが、火星の時期(35歳~45歳)で、実際にも色々あったことは、調べてみると出てきます。同時に、120度の運もあるので、次の時期に繋がる、占いの世界を身近にした時期でもあります。
今回は、私が運営する占星学塾Team Chiron(チームキロン) の講義の一部を、ブログ化してみました!
全く初めての方には少し難解かもしれませんが、ある程度慣れている方には、非常に基礎的な内容で、ここまで読めるということがおわかりいただけたのではないでしょうか?
Team Chironでは、講義の内容を落とし込めば、そのうち自在にホロスコープを扱うことが出来るようになるように、講義を組んでいます。
毎年4月と10月に開講・募集は2か月前くらいから、公式LINE登録者さまから優先して受付しております!(定員になり次第締め切ります)
この機会にぜひご検討ください。




