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西洋占星術 ホロスコープ作成方法・独学資料まとめ【永久保存版】

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西洋占星術を扱うには、まずはホロスコープを作成しないと始まりませんので、ホロスコープ作成サイトやソフト、天文暦の情報をまとめてみます。

プログラミングの技術があればホロスコープ作成ソフトやサイトが作れるそうですが、それだけでは心配だと個人的に思います。
以前から長くプロでも使用している、より信頼度が高いものをご紹介していきます。

ホロスコープ無料作成サイト

astrodienst(アストロディーンスト) 初級~上級向け
無料で使用でき、メールアドレス登録で100個までホロスコープの保存も出来、どんな手法でも出来ないことはほとんどないと言われています。
個人的にはプログレスやトランジットが、表示は出来るものの若干見にくいと思っています。

様々な形に合わせた天文暦やハーフサムまで出せてしまいます。
一部課金のサービスがありますが、私が使う/教える範囲で課金が必要になったことはありません。
一番基本になる使い方はこちら!
おそらく皆が思っている以上に、本当に色々出来ます。
細かな使い方や質問につきましては、レッスンで解説をしています。

さくっとホロスコープ 初級向け
➀よりも簡単に入力できますから、学び始めたばかりの人がに使うのにぴったりかもしれません!難しい用語があまり並んでいないのがまた、とっつきやすさに繋がると思います。

名前の通りさくっと、よくわからないけどホロスコープっていうのを出してみたい!という方にもうってつけでしょう。
確かリンクフリーでもあったと思います(要確認)。トランジットとの二重円やシナストリー図というものも作成可能です。

ホロスコープ作成アプリ・ソフト

➀stargazer(スターゲイザー・win用) 中級~上級向け
書籍版公式サイトからのダウンロード版があります。日本で長く学んでいて、これを知らない人はいないのではないでしょうか。

書籍版ダウンロード方法はこちら
私はPCでホロスコープを作成するようになってから今までずっと、stargazerの書籍版をメインに使用しています。これ一本でほとんどの鑑定が終わります。足りない箇所をastrodienstと紙の天文暦で補っていく感じです。

書籍購入も他のホロスコープソフトと比較してかなり安く、ダウンロード版は書籍版より見た目が劣り機能が少なくなりますが無料です。
天文暦も出せますし、難しい設定や様々な機能が使用でき、しかも全て日本語なので非常に助かります。図面が非常に見やすいのも魅力です。
開発時の相談役にちゃんとした占星学者がいたそうなので、内容的にも安心です。

デメリットは、古いソフトなので動作保証がない。操作も慣れるまで時間がかかる。インストールが非常にややこしい。海外のホロスコープ作成時に時差計算が必要。取説となる本や製作元サイトがあるものの説明が少なく親切ではない。難しい設定をしたときにバグが起きやすい。非常に細かく言うとソフト自体に修正すべき箇所がある(通常の解読には支障がないレベル)。ダウンロード版ではハーフサムが出せない。

羅列するとデメリットだらけのようにも思われそうですが、それを超える性能と使いやすさがあります。

私のメインマシンですから、使用方法の説明は講義にて、お任せください!

astrogold(アストロゴールド)アプリ 初級~中級向け
今現在使用されている人がおそらく一番多いのではないかと思われるホロスコープアプリです。iphone用android用で少し仕様が違うようです。それよりも、価格が全然違います!アップルのほうは、アプリの価格として、とても高いです、、(びっくり)

アプリをダウンロードするだけで使える手軽さ、使いやすく見やすい仕様、ネイタル・プログレス・トランジット・リターン図・シナストリー図と、まずは押さえておきたいものがきっちり押さえられているのは、非常に良いですね!

逆に、英語表記なのは使いにくい点です。トラブル時は海外にある販売元への直接問い合わせです。
また、アプリのわりに高いのに、無料のastrodienstよりも出来ないことがあるので、上級者には物足りなくなる時があるかもしれません。


solarfire(ソーラーファイヤー・win用)・astrogold for mac 中級~上級向け

日本の販売元アストロナイン社が輸入して売り出している製品群です。
私が参加する学習会で提示されるホロスコープはsolarfireで作成されたものです。それくらい信用が出来るということです。

➁のstargazerは、オブザーバーについては非公式な内容ですが、こちらは確実に、たくさんの占星学者が関与していますので、数値で困るということはまずありません。

solarfireよりも、個人的に図面の見やすさがstargazerのほうが見やすいので、私は今のところ、こちらを使用していませんが、長年の専門家の方は、図面の見やすさだけをとっても、こちらのほうが見やすいという意見が多いです。
astrogoldは、astrogoldアプリと同様に図面が非常に見やすいイメージですが、機能はsolarfireのほうが多いです。

日本語の取説がついており、トラブル時も安心で対応が非常に丁寧、そしてとくにsolarfireにつきましては、出来ない事はほとんどないと思います。
高額であることと、ソフトじたいは日本語表記がないのがデメリットかなと思います。
(アストロナイン社はastrogoldアプリとは関係がないので、astrogoldアプリの問い合わせはしないように!)

天文暦
天体の大まかな動きを視覚化して捉えたり、しっかりアスペクトを組む時期をざっと捉えるのに非常に大切です。

今どきの学習者さんは持っていない方が多いように見受けられますが、自動作成したものを読むだけのところから次のステップに行くのに重要な部分だと思います。

astrodienstの天文暦このまま『クリックして天体暦を表示』すると、世界標準時(UT)0時の天文暦が出ます。
日付の下の『基準値のタイムゾーンの時刻を表示する』にチェックをして、一番下のユーザープリファレンスの計算場所をJapanにすると、世界標準時+9時間の、日本時間0時の天文暦になります。
見たい年や年数を選んで出してみてくださいね!

➁紙ベースで販売されている天文暦
わりと手に入りやすいものとして、非常に高額で持ち運びに向かないもの(日本占星天文暦)、1年ごとに刊行されているもの(stargazer占星暦)、数値の表にしていないもの(ぐるぐる占星天文暦)がありますが、いずれも、一年の天体の動き全体を視覚化して捉えることはやりにくいかと思います。

私が使っているものはこちらです(アストロエフェメリス)
私が持っているのはこの版の前のもので、真ん中のページが外れて使い込まれてます(笑)

凄い年数を扱っているのに10000円以下、辞書で使われる紙質で薄い手帳の厚さ、見開きで2年間の星の動きが分かるものです。
水星以降の各天体が、何度から何度まで動いているのかとか、ステーション(天体が止まっているように見える時期)が起きているかとか、ひと目でわかります!

毎日の動きが記載されているタイプではないので、間にあたる日は計算して出す感じになりますが、そもそも細かい部分は今はホロスコープサイトやソフト、もしくはastrodienstの天文暦なら毎日のタイプですから、それらを使うので十分だと思います。

月については天文暦を使わずとも、サインイングレスをボイドタイムから出すことが可能です。そこから月の進度(2時間で約1度)を入れれば度数の概算が出来ます。

(ボイドタイムが終わる瞬間に、つぎのサインに行く。私の公式LINEで毎月お知らせしています。ホロスコープソフトで算出出来たり、ボイドタイムのみまとめて売っていることもあります。ネットに出ているボイドタイムが時折おかしい場合があるので注意してください)。

おまけ・手書き
実習・占星学入門
こちらに書いてある方法で手書きが出来ます。
2000年までの天文暦までついています。
私も最初はこの方法で手書きをしていました。そして一番大切な基礎がまとめてあります。アマゾンのレビューをみれば納得だと思います。当店の講座でも解説をしている内容です。

絶版本で元々は2100円くらいのものに高値がついているのですが、あからさまな代金の引き上げや、代金だけ受け取り商品を送らないような詐欺業者には気をつけてください。
図書館で借りる、もしくはアマゾン・ブックオフ等有名な古書取り扱い店での購入か、購入後すぐに念入りにチェックできるならば、トラブル時に仲介してくれるメルカリもありです。

忙しい貴女のための西洋占星術講座【占星学塾 Team Chiron】

https://astrologymirai.hp.peraichi.com

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