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市川猿之助さん・市川段四郎さんのホロスコープ【一番基礎の部分でも色々わかる例】

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今話題になっている、市川猿之助さんの事件について、ホロスコープから読める事を書きます。
この件にはまだ調査中かつ、デリケートな問題です。
また、出生時刻が不明なため、大切な部分が読めていない可能性もございます。
とりあえずわかる範囲で読めることになることを、ご承知おきください。

冥王星が連れていった、かもしれない。

突発的な事件ですから、まず先に時期的な問題がないかが気になります。
まず猿之助さんの時期的な運気ですが、時期予測の方法(プログレス、ハーフサム、トランジット)で、これだ!というものが見当たりません。

数年前のほうがよほど、星的に気になる時期がありましたが、今までとくにゴシップもないため、プライベートで出ていたのではないかと推測します。

時期予測の星が強く出る時期は、そのとき個人的に思い入れが深い事に関係したり、その後に強く影響が出る事がほとんどになりますが、今ない、ということは‥‥

段四郎さんは、詳細は伏せられていますが、長い間表舞台に出ず家族三人でひっそりと過ごし、闘病を長くされていたとのことで、もしかすると、お亡くなりになることが既に、自然なこととも考えられるような状態であったのかもしれません。

また、プログレスが悪くないのと、ネイタルの太陽のアスペクトから、この事件で、猿之助さんの仕事に今後大きな影響が出るとは考えにくい、となります。

そして、強烈なトランジットが見当たらないあたり、ゴシップに関しても、それでものすごく取り乱すようなことも、なかったのではないか?とりあえず出てしまったことなので、どうしようか?と、お父様に相談をした。

つぎにお父様の段四郎さんを見ていきます。
星だけを見ますと、
17年5月~19年4月‥プログレス太陽とネイタル海王星の合
17年6月~18年3月‥ネイタル太陽とトランジット天王星のスクエア

これは、体調に来そうな配置です。。
年齢もありますから、治りに時間がかかってもおかしくありません。

さらに、
➀21年4月~22年12月‥ネイタル太陽とトランジット冥王星のオポジション
➁22年4月~(24年3月)‥プログレス太陽とネイタル冥王星のセキスタイル
22年6月~23年3月‥ネイタル水星とトランジット天王星のスクエア

冥王星トランジットだけでも緊張感が高まりますが、天王星も影響し、治療方法が色々慌ただしく変わったり等も、あったかもしれません。

とくに➀は『嫌な緊張感が続く』ので、苦しいのにいつまでも終わらない感じがしていたのかもしれません。

現在は➁にプラス、
➂23年5月~‥ネイタル太陽とトランジット海王星のトライン

➀の時期が抜けて、➂に入り、これは精神的安定の組み合わせですし、運気的にようやく落ち着いたわけです。

命がけの闘病が落ち着く場合は二つ。ひとつは快方に向かう事、もうひとつは『星になる』ことです。
それなので、もう長くはない、と悟っていたのかもしれないと推測出来ます。

ベースの運気が➁になりますが、
プログレスでもトランジットでも、太陽と冥王星の組み合わせは『運命が動く感じ』。
ソフトアスペクトでも緊張感が高まります。

安倍晋三さんが亡くなられたときも、ネイタル太陽に対して、トランジット冥王星がトラインの時期に当たります。
本当に残念な事件ですが、そのことで安倍さんは国葬となり、ある意味日本の英雄となって終わる事が出来たのです。

段四郎さんも、褒章が授与されており、歌舞伎界では非常に有名でも、おそらく世間的にはそれほど有名ではなかったところに、このような形で‥凄いのは息子や兄だけじゃないと、クローズアップされた。

冥王星関与する時期は全て亡くなってしまう、というわけではないのですが、極端な形で周りからクローズアップされやすい時期、と言えます。
でも、冥王星の神はあの世の神様ですから、縁深いのは間違いありません。

『お父様の言う事を聞く息子』


時期的な部分から‥段四郎さんの時期表示のほうが明確なので、今回はたまたま息子がゴシップになり、元々問題としていた闘病を『終わらせる』きっかけとしたのではないか?という部分までまとめました。

次に、それぞれのネイタルチャートを見ていきます。

市川猿之助さん
市川段四郎さん

猿之助さん
出生時刻で2パターンに分かれます。
【月ししの場合】
活動3 不動3 柔軟4    火6 地0 風3 水1 +9-1
【月おとめの場合】
活動3 不動2 柔軟5    火5 地1 風3 水1 +8-2

火が多いですから、『かっこわるいことするくらいなら逃げたい辞めたい』でしょうね。
そして、+サインが非常に多いのですが、『自己中心的』である傾向は否めないと思います。

月おとめの場合はとくに柔軟が優勢となり、問題が起きた時に『うまく逃げてしまう』『ひとをあてにする』。

ですから、今回の問題に関しても、自分で解決方法を責任もって考え出すような感じは、しないのです。

思考回路がわかるディスポジターというものを見ますと、決断の根底に2パターンあり、ひとつは『てんびん金星』。自由に楽しむことが好き。とりあえずその場を丸くまとめる話しも出来るはず(ただし込み入ったものは好まない)。もうひとつは『決断できない』。

今回は『楽しい話』ではないので、『決断できない』ほうが出てきたのではないか?

太陽と水星のコンジャンクションは『言い逃れとか不得意な優等生』
それに対して土星がトライン『目上の話をしっかり聞き続けるし、それが吉である』

いまメディアに出てきている話は、嘘を言っていないのではないか?と思いました。
そして、お父様に相談も、普通に考えて決断し、それが最終的には『猿之助さんにとって吉』とも言える雲行きなのではないでしょうか?
(ゴシップがうやむやになりそうだから)

猿之助さんはいて座であり、いて座に天体が多いです。
そして、火星がサインの非常に後ろのほうで逆行をしています。
いて座の気質が強い人は、無防備からのトラブルに気をつける必要があり、火星のコンディションからは元々、トラブルに対する火消しが間に合わない可能性が読めます。

火のサインが強いのもあり、かっこわるいことからは遠ざかってしまうのもあるでしょう。
気持ちは派手で無防備でも、土星の利いたホロスコープで、実際にやることは非常に真面目なはずなので、仕事としてきっちりやることはやって片付けそうですね。

段四郎さん
月はおひつじの可能性が高いので、そのように読みます。
活動5 不動2 柔軟3    火3 地2 風3 水2 +6-4

活動が多いです。太陽かに、月おひつじ。
どんな決断をしたとしても、自分に責任を持つ。

そして月おひつじですから、咄嗟の判断が早すぎることもありそうです。
思考回路には決め手がないタイプになりますから尚更、そのときは決めたつもりでも、後々の状況で変わることもありそう。

でも、息子は止められなかった。
お父様の方が瞬発力だとしても、決断力実行力が強いから。

お父様もまた、太陽と土星のコンジャンクションで、土星の影響が非常に強いホロスコープです。
息子はわりとすんなりとそのような重圧をやり抜く感じですが、お父様のほうはさらにプレッシャーが強い中、長い間歌舞伎の世界で頑張ってこられたのだと思います。

段四郎さんのホロスコープでもう一つ目立つのが、『チャンスの匂いをかぎ分ける力』。木星と天王星の組み合わせです。

もう一つ、火星と天王星の組み合わせ。こちらは『危険なことに食指が動きやすい』。この組み合わせは、猿之助さんにもあります。

そのチャンスが良いものか悪いものかは決められないのですが、今回、もしかしたら、危険な方法で諸々が解決すると『ひらめいた』のではないか?
そして、闘病の苦しみ、奥様への影響、息子のゴシップの今後への影響と、全てへの答えとしたのではないか?

全て、あくまでも、『ホロスコープからみた推測』になります。
このような感じで読んでいっているという部分だけ、捉えていただけたらと思います。
また、元気に戻ってほしい気持ちから、女形をしている美しい猿之助さんの写真をトップにしました。お悔やみ申し上げます。

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