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第六感?シックスセンス?占いの感覚の鍛え方(生年月日を使わない占いの話)

ずっと西洋占星学の話が多いので、今回は、生年月日を使わない占い(卜占といいます)の話をします。

生年月日を使わない占いというと、人気メニューはやはり霊感、でしょうか?
(私は住む世界が違うのですが、時折、鑑定料金がおかしいなとは思っています。気力を使うからと言いますが、占術を使う占い師も同じく、気力や集中力を使っています!)

私は易(周易)を使いますが、いちばん最初に触れた占いはタロットです。

小学生の頃で、たまたま書店でみつけた、大アルカナがついた本を、なんとなく読みながら、なんとなく自分でやったり、お友達のおうちに持って行ったりしていました!

そして、その本を書いた人に会おうと、(都内住みでしたので)頑張って青山まで行ったのですが、お店がみつからず、おまわりさんに『占いなんか信じちゃだめだよ~』と諭された思い出があります(笑)。

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タロットも易も、出たカードや大成卦の意味は、基本的に決まっていて、教科書や占い師により解釈は多少異なるかもしれませんが、曲解をしない限り、大筋では同じだと思います。


(大成卦の意味はネットでたくさん出てきますし、易占例集との違いも大きくはないので、私が色々書く意味があまりないとも考えています。)
西洋占星術は、講師や教科書でわりと差が出てしまいます。四柱推命も然り。

そうなると、カードや卦を、しっかり出せるか?が、ものすごくポイントになりますよね??

道具も手に入れやすく、解釈も命占(生年月日で占う占い)より難しくないと思うのですが、じつは最初のハードルが、わりと人を選ぶ占いなのですよ。。

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生き物は皆、野生のカンを持っていて、普段忘れられている、それを呼び覚ますことは、占いに興味がない人々にも、この世を生き抜くために大事な感覚だと思うのです。

私が何冊か持っている易の本のなかに、こういうくだりがあります。(黄小娥/易入門)

『わたくしは、あの戦争で、九死に一生を得たという方にもずいぶんお会いしました。そういう方の大半は、いわゆる「虫の知らせ」というような微妙な感覚で、微妙な瞬間に、難をのがれておられます。』

『こういう原始的な環境で、たえず生死のあいだをさまよっているうちに、人間がいままで眠っていた予知本能を目覚めさせることは、少しも不思議ではありません。………この予知本能を平常時の場合に活用させるのが占いです。』

(私がいちばん最初に買った易の本ですが、買い直しています。解釈の文章が深く、素晴らしいです。はじめての人も、コインだけで占えるようになっています。古い文献でも良い方、オススメです!)

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そもそも、本格的には西洋占星術から始めた占いの勉強ですが、災害など、ホロスコープを書けない環境だったら、どうしたらよいのか?という疑問点が、卜占も真剣にやろうと考えた理由です。

とくに易は、筮竹やサイコロやコインがなくても、色々なもので代用が出来ますから無敵ですし、タロットよりも12倍の歴史がありますから、もし機会があれば、先程の本で自分で占ってみたり、プロに頼んでみたり、ぜひお試しを。。

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で、具体的に、占いのカンを鍛えるにはどうしたらよいか?ですが、まずは、一般的にも言われますが、まずは五感を鍛えるのがよいと思います。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚。

私の場合は、情報量をセーブすると、感覚がはっきりしてきます。テレビの大画面は刺激が強くてよくないと思います。音も、巷で流れているような音楽の音質に慣れないほうが良いと思います。

自分や他人のマッサージがうまいと良いかもしれません。私は資格を持っていませんが、鍼灸師さんに、習っていないのに、なぜツボが取れるのか驚かれます。

タロットや易をやる人はお香を立てる人が多いですが、私は匂いで気が散るタイプなので使いません。
味覚は、ペットボトルのお茶と煎れたお茶の違いとかわかるとよいと思います。

あと、無の感覚。座禅体験や、スポーツジムなどでヨガを習ったことのある方ならば、なんとなくわかるかもしれません。

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私が易を立てるときのイメージですが、筮竹を握って、指先に神経を集中して、はるか昔は筮竹ではなく、亀の甲羅にはいったヒビで占っていたそうなので、甲羅が、日の光や月の光で干されて、ぱかっと割れるイメージをします。
最初は占う内容をしっかり想像して、あとは、占いの結果を占いの神様に従いますと、心のなかで誓ってから、無の感覚にします。

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第六感というとちょっと違うかもしれませんが、感覚やイメージの力が大事だと思います。

占いする人もしない人も、こんな世の中をサバイブするために、感覚トレーニング、してみませんか??

それではまた!!

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